
挑戦をともにする場所─HIVEで広がる、ソニーネットワークコミュニケーションズが描く”共創前夜のリアル”
通信という領域にとどまらず、“次のインフラ”をつくることを目指すソニーネットワークコミュニケーションズ。その事業開発部としてSHINAGAWA HIVEに参加するお二人は、HIVEを「挑戦する人を後押しする共創コミュニティ」と語ります。企業も領域も異なる人々が集い、対話を通じて新たな可能性を立ち上げていく─。その共創の風景を伺いました。

事業開発部
部長

事業開発部
プロジェクト推進課
〈1〉“次の収益基盤”をつくる─
事業開発部が見据える未来
ソニーネットワークコミュニケーションズの事業開発部は、既存の通信サービスの枠を越え、“次の収益基盤”となる新しい領域を切り開こうとしています。
加茂(以下「加」):
「私たちのビジョンは、ソニーネットワークコミュニケーションズの“次なる収益基盤”をつくることにあります。通信という領域に限定せず、さまざまなインフラを支援することに踏み込んでいきたいです。人々の生活や都市の基盤を支える部分に、当社の技術が価値提供できる面が多くあると考えています。」
通信会社という固定観念に収まらず、都市を支える基盤づくりへ。その柔軟な視点が、HIVEとの接点にもつながっていきました。

〈2〉HIVEとの出会いと、想像を超える広がり
HIVEに参加したきっかけを伺うと、加茂さんは「つながり」からの自然な流れだったと言います。
加:
「3年ほど前、インフラ系のサービスを検討していた時期があり、日鉄興和不動産さまのような安定したインフラを持つ企業と掛け合わせれば、新しい市場の可能性が生まれるのではと考えていました。後にHIVEを知り、興味を持ったことがきっかけです」
高見(以下「高」):
「実際に加入してみると、品川エリア以外の企業さんも参加されている点に驚きました。いろいろな人が集まってくることで、品川だけに閉じない良さもあると感じています」
加:
「他の共創コミュニティは特定の業界や目的に特化していることが多いですが、HIVEはより幅広い分野の人々が集まり、イノベーションを起こしやすい環境があると感じます。例えば、不動産軸・物流軸などの明確なテーマ型とは異なり、参加の間口が広いことから、思いもよらないアイデアの着想やコラボレーションが起きやすいのではないでしょうか。また、自発的に行動する熱いパッションを持った方々がとても多いとも感じますね」
業界の垣根を越えた“幅”が、発想のジャンプを呼び込む。ここに、HIVEならではの魅力があります。

〈3〉コラボレーションの芽が生まれ、
育まれる場所へ
HIVEに参加し、会員と対話する中で、さまざまな気づきも生まれています。
加:
「各社の皆さまと話して感じるのは、似たような課題でも、それぞれで多彩な取り組みをされていること。社会課題へのアプローチの仕方にもいろんな形があるんだなと、日々勉強させてもらっています。多様な視点に触れられることはHIVEの醍醐味ですね」
高:
「個人的には『距離の近さ』もポイントです。他のコミュニティだと、参加するのに電車移動が必要で、心理的にも物理的にもハードルがあります。HIVEは、仕事帰りに『ちょっと寄れる』距離にある。ローカルコミュニティとしての良さが大きいと思います」
ネットワーキングを通じて自然と会話が生まれることで、企業の枠を越えたコラボレーションの可能性も芽生えます。
加:
「ビジネスモデルにどう落とし込むかはさておき、仕事の範囲を超えてさまざまなアイデアや知見を気軽に話せること。それ自体が、このHIVEの大きな価値であり魅力だと思います」
さらに、熱中症予防ワーキンググループでは想像を超える展開が生まれました。
高:
「熱中症に対して注目が集まる中で開催された熱中症予防のワーキンググループでは、当社の『mSafety™』というウェアラブルデバイス&サービスの取り組みについて発表しました。最初は一方向のプレゼンになるかと思っていたのですが、参加者の方から『私もプレゼンしていいですか?』と声があがるほど活発で、双方向の議論になりました。お互いに意見を交わし合う中で生まれる気づきも非常に多いです。ワーキンググループが終わった後もコミュニケーションは続き、そこから新たなネットワークも派生するなど、その場限りで終わらない面白さもあります」
“話して終わり”ではなく、つながりが続き、次の可能性が育っていく─HIVEの本質が表れる瞬間です。

〈4〉HIVEは挑戦する人を後押しする
共創コミュニティ
HIVEは、新規事業に携わる人にとって“孤独を和らげる場”でもあると言います。
高:
「新規事業に取り組む人員は少なく、孤独になりがちです。でも、似たパッションを持つ人たちと出会えると、仲良くなれ、共感できる仲間がいると勇気が生まれ、新たな挑戦もしやすくなります」
さらに品川という街そのものにも、視点の変化が生まれたと言います。
高:
「普段歩いていても、駅と会社の往復ばかりしていると、隣にどんな企業があるのかは分からないもの。でもHIVEのようなローカルな場でつながることで、翌日から街の見え方が変わります。品川インターシティ内にある「SPROUND」(スプラウンド)の存在を知ってからは、『あそこで新しい種が生まれているんだろうな』と思えるようにもなり、周辺企業への愛着も湧いてきました」
加茂さんは、品川の枠を越えた“発信地”としての未来も感じています。
加:
「今、そして未来を考えると、日本のさまざまな地域の特色や体験をグローバルに発信していくことは将来の日本産業にとっても重要です。品川は、まさにその発信地になり得る場所だと感じています」
そしてお二人は、HIVEでの挑戦をこう結びます。
加:
「複数企業でジョイントベンチャーのような新しい企業体が生まれても面白い。個人同士の強みを生かし個人間から企業が生まれても面白い。これまで以上に活動できる場になればと思います」
高:
「まったく新しいことを始めたい人、何かを作り始めて行き詰まってしまった人、そして、何も考えていない人まで(笑)、みんなが歓迎される場所です。これからも、“挑戦する人を後押しする共創コミュニティ”であってほしいですね」
HIVEは、挑戦の孤独を越え、次の発想を生み、街へのまなざしを変えていく。その“共創のリアル”は、ここからさらに広がっていきます。



